人口が集中する大阪は、飲食店も豊富です。
飲食店で提供するのなら、新鮮でおいしい野菜がよいでしょう。
大阪は人口集中都市であり、農業が盛んなイメージはないと思う人がほとんどでしょう。実は、新鮮な野菜や果物を買える場所がいくつかあります。今回は、大阪にある野菜を取り扱う業者や直売所、市場を紹介します。
大阪の野菜を紹介
都会の印象がある大阪では、数多くの野菜が作られています。古くから作られているような、伝統のある野菜も含まれます。
大阪で収穫される主な野菜
大阪で収穫される野菜には、多くの種類があります。
例えば、泉州水なす・大阪なす・しゅんぎく・大阪きゅうり・紅ずいきなどです。大阪ぶどうは、全ぶどう中全国7位の生産量です。
その他の大阪野菜を以下に挙げます。
・泉州キャベツ
・大阪三つ葉
・大阪ふき
・大阪みかん
・泉州さといも
・大阪小松菜
・大阪えだまめ
・大阪ねぎ
・えびいも
・若いも
・大阪たけのこ
・大阪いちじく
・能勢ぐり
・大阪ももなど
大阪の土壌や気候に適した品種を栽培しているため、味が良いという特徴があります。
大阪の伝統野菜
大阪は伝統がある野菜の種類も豊富です。伝統野菜は、その土地で古くから作られ続けている野菜を指します。
大阪の伝統野菜には、地名の付いた名前が多く、20種類近くあります。主な大阪の伝統野菜は以下の通りです。
・毛馬胡瓜（けまきゅうり）
・玉造黒門越瓜（たまつくりくろもんしろうり）
・勝間南瓜（こつまなんきん）
・金時人参（きんときにんじん）
・大阪しろな（おおさかしろな）
・天王寺蕪（てんのうじかぶら）
・田辺大根（たなべだいこん）
・目紫蘇（めじそ）
・服部越瓜（はっとりしろうり）
・鳥飼茄子（とりかいなす）
・三島独活（みしまうど）
・吹田慈姑（すいたくわい）
・泉州黄玉葱（せんしゅうきたまねぎ）
・高山真菜（たかやままな）
・高山牛蒡（たかやまごぼう）
・守口大根（もりぐちだいこん）
・碓井豌豆（うすいえんどう）
・難波葱（なんばねぎ）
・堺 鷹の爪（さかいたかのつめ）など
大阪で野菜が仕入れられる業者を6つご紹介
ここでは、大阪で新鮮な野菜が仕入れられる業者を、5つご紹介いたします。どこの業者も、それぞれの特徴やこだわりがあります。自分のニーズに合わせて参考にするとよいでしょう。
株式会社 関西グリーン
参考：https://www.kansai-green.com/
1つめは、株式会社関西グリーンです。
大阪市内にある青果店で、プロの目利きによる確かな食材が揃っている業者です。
徹底した品質管理にこだわり、配送も完全に自社で行っています。和食・洋食・中華を問わず、飲食店・学校・ホテルなどに配送しています。多岐にわたる品揃えは、飲食店経営者にとっても頼もしいといえるでしょう。
ベジプラス
参考：http://www.vegeplus.co.jp/
2つ目はベジプラスです。野菜や果物を中心に、業務用食材をトータルで届けている業者です。
主要中央市場だけでなく、全国各地の生産者と直接取引をしています。希少価値の高い商品も取り扱っているため、珍しい野菜を仕入れたい方に向いているでしょう。
1ヶ月または半月ごとに価格の提案をしてもらえます。仕入れ価格を安くしたい方におすすめです。
株式会社 sui
参考：http://sui-osaka.co.jp/
3つめは、大阪府吹田市にある株式会社Suiです。
ここは、仲卸市場と契約農家から野菜を仕入れています。「安心」「新鮮」「親切」がスローガンです。適正価格で届けられるため、仕入れ価格を抑えられます。
要望に合わせてカット野菜の配達にも対応しています。カット野菜を活用することで人件費を節約できるでしょう。飲食店は積極的に取り入れたいサービスです。加えて、新鮮な果物も取り揃えています。
八百伊
参考：https://www.yaoi-osaka.com/
八百伊は明治30年に創業した老舗で、こだわりの生鮮野菜・くだものを取り扱っています。
厳選した国産の季節野菜や果物だけでなく、珍しい品種の野菜も販売しています。
野菜以外の業務用商品の取り扱いもあり、飲食店の仕入れに大変便利です。野菜の目利きに自信がある【がんこおやじ】（店主）が選ぶ野菜は、飲食店経営者にとって大変重宝できるものといえます。
丸信青果
参考：https://marunobu.co.jp/
丸信青果は、主に産地直送の野菜や果物を配達しています。問い合わせると店まで見積もりに来てもらえるため、忙しい経営者におすすめです。
注文後は、毎朝定時に納品してもらえます。仕込みの時間を計画しやすくなるでしょう。
チャプターワン
株式会社チャプター・ワンは、関西圏を基盤として業務用野菜をホテル・チェーン店・介護施設・病院などに提供している企業です。「チャプター・ワン」には物語の第1章という意味があり、美味しい料理の提供をサポートしています。
安心感と安全性を重視しており、旬の野菜を安心・安全に仕入れられます。
大阪で野菜が買える直売所や市場を3つご紹介
大阪には、直接野菜が買える直売所や市場が存在します。これらの場所で売られている野菜は価格が安いです。加えて、鮮度のよい野菜や果物を仕入れられます。業者と組み合わせて、仕入れにうまく利用しましょう。
道の駅 かなん
道の駅かなんは、なにわの伝統野菜が買える直売所です。
リニューアルオープンしたばかりのきれいな施設が特徴です。1年中、早朝から作られた伝統野菜を使った手作り惣菜が購入できます。会議室や料理教室も併設しています。
大阪府内で栽培された産物や、大阪の産物を原料として作られた加工品である大阪産（おおさかもん）を扱っていて、飲食店経営者が一度は訪れたい場所の1つです。
所在地：大阪府南河内郡河南町神山523-1
営業時間：平日9：00～17：00／土日・祝日8：00～17：00
定休日：年末年始（12/31～1/4）
JA大阪北部農産物直売所
JA大阪北部農産物直売所は大阪府箕面市にあります。
ここは、栽培農家の顔が見える農産物を提供しています。大阪北部の新鮮野菜が手に入るため、近くの人はぜひ利用したい場所です。
施設は平成30年にオープンしたばかりです。ただし、駐車場に限りがあります。車を利用する際は気をつけましょう。
所在地：大阪府箕面市萱野2-6-13
営業時間：10：30～15：00
定休日：水曜日
JAいずみの 愛彩ランド
JAいずみの愛彩ランドは、地元の農家が育てた農産物を地元の人が購入する場所を目指し、地産地消を勧めています。2011年にオープンした施設できれいなところも魅力です。
地元の食材で作られた料理を提供するカフェもあり、連日多くの人でにぎわっています。カフェはJAいずみのの「食」と「農」のシンボルです。
所在地：大阪部岸和田市別所町3-13-20
営業時間：10：00～17：00
（レストランは、11：00～15：00）
定休日：水曜日
まとめ
大阪には、地元で栽培される新鮮な野菜や、伝統のある野菜が多くあります。これらの野菜は業者や直売所、市場で購入できます。それぞれの場所の特徴を活かして利用することで、今後の食をより豊かにできるでしょう。
ベジクルでは、大阪への業務用野菜の配達に対応しています。首都圏の飲食店での豊富な実績と、日本全国に広がる提携業者ネットワークを持ちます。また、高品質のカット野菜を取り扱っている点も特徴です。野菜の仕入れにお困りの際は、ぜひ一度お問い合わせください。
お問い合わせは、お電話、メール、フォームから24時間受け付けております。
