東京都町田市の特産品は、野菜や果物などの農産物です。この記事では、町田産農産物の仕入れ方やイベントなどを紹介し、町田市の農業について深堀します。
町田市の卸売業者や直売所も紹介するため、町田市の野菜を購入される際には、ぜひ本記事をご参考ください。
町田市の野菜にまつわる話
町田市の農業では、消費者の要望を聞き、ニーズに応えるために、少量多品目栽培が行われています。そのため、栽培されている野菜の種類の豊富さが特徴です。
町田市で作られている野菜について
町田市で収穫されている野菜は、なす・トマト・大根・キャベツなどが主要です。特にトマトは、農業産出額の割合が最も高く、全体の17％を占めています。町田市の農業産出額では、野菜が16.4億円の売上を出しており、野菜の生産に力を入れていることが伺えます。
町田市では、露地栽培による農業が一般的です。ただし、年間を通した安定供給の実現のために、ビニールハウスのような施設整備も行われています。
町田産農産物「まち☆ベジ」
「まち☆ベジ」とは、町田産農産物のブランド化が目的で作られました。町田市内の農業者が、管理の下で生産した農産物（野菜・園芸・畜産など）が「まち☆ベジ」と呼ばれています。
「まち☆ベジ」にはシンボルマークが存在し、野菜の直売所や包装資材に「まち☆ベジ」マークが使われています。このマークは、新鮮で安全な町田産の農産物であることをPRするためのマークです。「まち☆ベジ」マークを見かけた際には、ぜひ手に取って味わってみてはいかがでしょうか。
町田の野菜を購入できるまちだベジハブ
町田市では、農地は都市にあるべきものという考えを基に、都市農地の保全活動を進めています。その取り組みの一環で、町田市の農業者・市民・農業に関心のある事業者など、さまざま人を農業でつなぐための活動が「まちだベジハブ」です。
「まちだベジハブ」は、農業に触れ合う機会を作ることや営農の環境づくりを主に行っています。例えば、小田急町田駅前で「まちだベジハブ駅前マルシェ」が開催されました。このマルシェは、町田市の野菜を地元農家が販売することで、生産者と消費者の関係性を深めることに役立っています。
町田市で野菜が仕入れられる業者を4つご紹介
町田市は、農業に対してさまざまな活動を行い、農業の発展に貢献している自治体の一つです。そのため、質のよい野菜を生産し、全国各地に届けています。
ここでは、町田市の流通を支える野菜卸業者についてご紹介します。
やさいのナイトウ
参考：https://www.waka2.co.jp/
「やさいのナイトウ」は、野菜ソムリエのいる八百屋です。市場で仕入れた食材だけではなく、近隣農家からの青果も販売しているため、スーパーでは見当たらない珍しい食材が手に入ります。
「やさいのナイトウ」では、野菜ソムリエが目利きした食材を扱っていることが特徴です。そのため、旬の時季に旬な野菜を提供しています。
野菜果
参考：https://www.yanaka-tokyo.com/
「野菜果（ヤナカ）」では、子どもの健康をサポートすること・飲食店のお客様のサポーターになること、この二つの目標を守りながら、野菜や果物を取り扱っています。
主に、学校や保育園の給食・レストランに納品しており、地方自治体の厳格な規定を遵守してきた実績と経験がある会社です。新規飲食店のサポートも行っているため、野菜や果物の仕入れで困っている場合は、相談してみてはいかがでしょうか。
有限会社鈴果円
参考：https://itp.ne.jp/info/510000000000023254/
「有限会社鈴鹿円」は、町田市・相模原市限定の業務用野菜を配達している会社です。野菜・果物のみならず、ハーブ・乾物・乳製品などの業務用食品も取り扱っていることが特徴です。
この会社では主に、病院・老人ホーム・宿泊施設などの事業所に配達しています。野菜を町田市近郊の家庭に配達するサービスもあり、いつでも新鮮な野菜を届けています。
町田市で野菜が買える直売所や市場を4つご紹介
町田市では、農業を通して市の魅力を伝えるための活動が盛んです。そのような活動は、主に直売所や市場などで行われ、数多くの人が足を運んでいます。
ここからは、町田市で野菜を購入するときに役立つ直売所や市場の情報を紹介します。
アグリハウスまちだ
「アグリハウスまちだ」は、2017年にオープンした農産物の直売所です。ここで販売されている生鮮野菜は、全て地元で生産された地場産品のみを取り扱っています。野菜の鮮度が高く、コクや旨味をより強く感じられることが特徴です。
月ごとにイベントが開催されており、季節の旬の野菜が普段よりお求めやすい価格で販売されています。
まち☆ベジ市
「まち☆ベジ市」とは、町田市の農家が月に一度開催するイベントです。町田市役所の玄関前が会場となり、午前11時からこのイベントは始まります。
季節ごとに異なるバリエーションの野菜が販売され、毎回十数分で完売してしまうほどの大盛況です。生産者が直接販売しているため、価格も安く、新鮮で安全な商品が提供されています。
ぽっぽ町田
まちの駅である「ぽっぽ町田」では、毎週月曜日と木曜日に新鮮野菜市が開催されます。この野菜市では、15軒ほどの農家が参加し、店頭で野菜が販売されています。
開催時間は、9時〜13時までのため、訪れる場合は時間に気を配りましょう。購入した商品を13時まで預かってもらえるサービスもあるため、早めに訪れて欲しい商品を買っておくことがおすすめです。
多摩ニュータウン市場
「多摩ニュータウン市場」は、多摩市・稲城市・町田市・八王子市の4つの市にまたがる大きな市場です。主に青果物を取り扱っており、地元の野菜や果物などを地域のスーパー・八百屋・飲食店に届けています。
「多摩ニュータウン市場」では、地元の農産物だけではなく、海外や全国各地から野菜や果物を入荷しています。まさに農産物の見本市といえるでしょう。
町田市日曜朝市
「町田市日曜朝市」は、毎月の第一日曜日に町田市教育センターで開催され、町田産の新鮮な農産物が販売されています。この朝市は元々、消費者と生産者の交流の場として発足されたイベントで、人々の距離の近さがポイントです。
「町田市日曜朝市」では、開始数分で商品が完売することも珍しくはないため、訪れる場合は早めの行動を心がけましょう。
まとめ
この記事では、町田市が生産する野菜の特徴と仕入れ方を取り上げました。また、直売所や市場の情報を紹介し、簡潔にまとめたものも記載しています。町田市で野菜の仕入れを考えている飲食店さまはぜひご参考ください。
ベジクルでは、町田市への業務用野菜の配達に対応しています。また、Webサイト上で野菜やフルーツの情報を配信しているため、野菜料理のバリエーションを増やしたいときにご活用いただければ幸いです。
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