ベジぺディア by ベジクル業務用の野菜仕入れに活用すべき卸売業者ガイド

業務用の野菜仕入れに活用すべき卸売業者ガイド

川崎市や武蔵小杉の野菜仕入れ業者をご紹介・新鮮野菜が買える直売所もご紹介

首都圏の対応エリアごとに業務用野菜仕入れ業者を分類
川崎市や武蔵小杉の野菜仕入れ業者をご紹介・新鮮野菜が買える直売所もご紹介
更新日: 2023年09月06日 公開日: 2024年04月10日

神奈川県の北東部にある、7つの区からなる地域が川崎市です。東京へのアクセスが良く、市の大半の土地が宅地化されており、人口も多い都市といえます。
本記事では、川崎市や武蔵小杉の野菜仕入れ業者や、新鮮野菜を手に入れられる直売所をご紹介します。

川崎市の野菜について

住宅地が多くを占める川崎市ですが、西部に位置する多摩丘陵にはのどかで広々とした田園風景もあります。
ここでは川崎市の各野菜の収穫量、人気のある野菜や川崎市ならではの野菜についてご紹介します。

川崎市内の収穫量について

令和4年度の「川崎市農業実態調査」によると、川崎市内での収穫量上位の野菜は以下の通りです。

1位:トマト(164,456.20kg)
2位:キュウリ(72,065.30kg)
3位:ダイコン(65,360.00kg)
4位:キャベツ(61,891.60kg)
5位:ナス(54,943.40kg)

他にはジャガイモ・白菜なども収穫されており、作付面積ではブロッコリーの92,161㎡が1位です。

川崎市の伝統野菜「のらぼう菜」

多摩区や麻生区など川崎市北部を中心に、のらぼう菜が栽培されています。作付面積合計は約28,370㎡、令和4年度の収穫量は8,420.10kgにも及びます。
のらぼう菜は、小田原市・埼玉県比企郡・東京都西部でも栽培されているアブラナ科の野菜です。川崎市では8月下旬〜9月中旬に種まきをして、2月末から収穫に入ります。
収穫期間が4月末までの約3ヶ月続くのらぼう菜は、生命力の強い野菜です。のらぼう菜はアブラナの特徴である苦味が少なく、甘みがありやわらかい食感です。
初期〜中期に収穫されたものはアミノ酸と糖を多く含み、しっかりとした濃い味をしています。そのため生の状態でサラダにして、さっぱりしたレモンなどのドレッシングをかけて食べることがおすすめです。終期に収穫されたものはより甘みを感じられるため、胡麻和えやおひたしにして食べましょう。
ビタミンCも多く含まれるため、朝のスムージーにして栄養補給をすることにも向いています。

川崎市や武蔵小杉で野菜が仕入れられる業者を4つご紹介

川崎市でとれた野菜はどのような場所で購入できるのでしょうか。ここでは、川崎市や武蔵小杉で野菜を仕入れられる業者4つと、それぞれの強みについてご紹介します。

ベジクル

参考:https://www.vegekul.com/

まずご紹介する業者は「 ベジクル」です。ベジクルは、首都圏での取引先を中心に8,000件を超える取引をしている老舗八百屋です。
特徴として、日曜日も配送をしている週7配送であることや、仕入れ価格が安定していることが挙げられます。ベジクルの仕入れ価格が安定している理由は、産地と年間契約を結んでいるためです。
また、お米や卵、牛乳など青果以外の商品を豊富に取り扱っており、LINE・インフォーマット・FAXなど多様な注文方法があるという点も特徴です。

東一川崎中央青果株式会社

参考:http://toichi-kawasaki.jp/

東一川崎中央青果株式会社は川崎市宮前区水沢にある業者です。平成25年10月より、青果物卸売業界最大手の東京青果グループの傘下にあります。
消費者ニーズを的確に把握するため、情報の先取りを重要視している卸売業者です。量販店やミニスーパーなどからのさまざまな要望に応えるため、専用の対応部門を設置し、積極的な営業活動を実施しています。

有限会社芳賀青果

参考:http://www.hagaseika.co.jp/instanthp/page01.html

有限会社芳賀青果は川崎市中原区木月にある業者です。毎日直接、新宿の市場に買い付けに行き、業務用配達を行っています。
もとは八百屋から始まり、時代の変遷とともに生鮮スーパーを始めました。現在は配達部門にも力を入れています。
その日の市場に入荷した品物をそのまま配達できる新鮮さと、お客さんからの要望があればほぼすべての品物を集められることが売りです。

ベジテック

参考:https://www.vegetech.co.jp/

株式会社ベジテックは川崎市宮前区水沢に本社をかまえる業者です。創業当初からの仲卸事業に加え、加工製造事業、プロセスセンター事業を行っています。
仲卸事業では、関東圏にある多くの市場に買参人として登録をしており、消費者の要望に沿った商品調達をしています。安定供給を目指し、農家との契約栽培を通じて円滑な産地リレーを実現しているのです。
また、現代では核家族化や共働き世帯の増加による使い切り野菜の需要が増えたことで、販売野菜の少量化や小分けのニーズが増えてきています。加工製造事業・プロセスセンター事業では、カット野菜の加工や包装を行い、これらのニーズに応えています。

川崎市や武蔵小杉で野菜が買える直売所や市場を5つご紹介

ここからは、川崎市や武蔵小杉で消費者が直接野菜を買える場所について、5つご紹介します。
農園・直売所・スーパーマーケット・市場などがあるため、訪ねてみてはいかがでしょうか。

田邉農園

1つ目は、川崎市中原区井田にある小さな農園、「田邊農園」です。「見て楽しい!食べて楽しい!」をモットーに、主要な野菜から珍しい野菜までを年間約240種類栽培しています。
販売する前日から当日に収穫をしているため、豊かなみずみずしさと甘みを持つ野菜は、日持ちにも強く、週末のまとめ買いにも適しています。
アクや苦味が少ない品種を選んでおり、野菜が苦手な人にも食べやすい品種を選定している農家であることも特徴です。採れたての野菜を販売する直売所では、PayPay支払いにも対応しています。

ファーマーズマーケット セレサモス

2つ目は、川崎市麻生区黒川に位置する「ファーマーズマーケット セレサモス」です。JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所で、消費者と生産者が直接触れ合える場所として機能しています。
登録生産者が毎日直接ここへ収穫物を持ち込み、野菜にはすべて出荷者名が記載されています。病虫害虫防除記録のような生産履歴を記録して、厳しい管理のもとで安全に育った農産物を食卓にお届けできることが強みです。

杉田農園

3つ目は、川崎市宮前区菅生にある「杉田農園」です。江戸時代から続き、現在では7代目の園主が引き継ぐ伝統ある農園です。
園主は燃料を多用する農業について疑問視し、持続可能な農業を実現するため、露地栽培にこだわっています。また、幼稚園や小学校に出向き畑の授業を行い、食育・食農の教育にも力を入れています。
消費者参加型の「開かれた農業」を目指し、お客さんへ向けてのもぎとり体験や併設のレストランを通して、コミュニケーションを大切にして運営している点が特徴です。直売所では常に15品目以上の豊かな品揃えがあります。

中央卸売市場北部市場

4つ目は、川崎市宮前区水沢にある「川崎市中央卸売市場北部市場」です。前日の夕方から当日の早朝にかけて、全国各地から生鮮食料品が入荷され、卸売場に陳列されます。
毎週土曜日の午前7:30〜10:30には朝市が開催され、一般のお客さんや子どもたちが楽しめるくじ引きイベントもあります。毎月最終土曜日にある無料の送迎バス運行は、高齢者や子育て世代の来場を推進する施策の一環です。
場内にあるたくさんのレストランでは、海鮮丼や天ぷら丼、定食などの市場メシも楽しめます。せり売りも実施しているため、市場の臨場感溢れる体験ができます。

川崎幸市場

5つ目は、川崎市幸区南幸町にある「川崎幸市場」です。地域密着型の食品流通拠点として、地域の人たちに親しまれる存在の市場です。
正式名称は「川崎市地方卸売市場南部市場」で、平成26年4月の指定管理者制度の導入を機に、この愛称がつけ直されました。
市場内の水産仲卸売場棟・関連商品売場棟・食堂では一般の人も買い物ができます。毎月恒例の「いちばいち」では、毎回1,000人を超える来場者があり、活気ある市場で鮮度の高い特価商品を探す楽しみがあります。

まとめ

陳列されている野菜や果物は、それぞれ生産者がおり、さまざまな流通ルートを通ってきています。市場や直売所では、その生産者に近い場所で野菜を入手できるため、その新鮮さや温かみを感じられるでしょう。

なお、市場や直売所で仕入れが間に合わない場合は、業務用野菜卸業者を利用する方法もあります。ベジクルでは、川崎市の飲食店への配達に対応しています。休日や市場が休みの日も配達できるため、緊急時の仕入れ先としても活用可能です。野菜の仕入れにお困りの際はぜひ一度お問い合わせください。
お問い合わせは、お電話、メール、フォームから24時間受け付けております。

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