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業務用の野菜仕入れに活用すべき卸売業者ガイド

フードサプライ|日本の野菜流通を革新したい野菜仕入れ業者

業務用野菜の仕入れ先・首都圏の青果卸売業者
フードサプライ|日本の野菜流通を革新したい野菜仕入れ業者
更新日: 2023年09月05日 公開日: 2024年04月09日

消費者による産直品へのニーズが高まる一方で、農家との直接契約が難しく、産直品を扱いたくとも扱えない飲食業界の方もいるでしょう。
この記事では、産直品の流通に強みを持つ業者「フードサプライ」をご紹介します。

フードサプライとは|会社概要

フードサプライは、「YASAI LIFE LINE」を理念に掲げて青果物流業を展開している企業です。
この理念に基づいて新しい流通をつくるべく、さまざまな新しい流通モデルを築いています。2020年には、「外食アワード2020・中間流通・外食支援事業者部門」を受賞しました。

農家と消費者の両方の悩みを解決する

フードサプライは、産直品を低リスクで購買したいクライアントと長期の契約を望む農家、両者の悩みを解決しています。
新鮮な青果や無農薬の野菜を仕入れたいという理由から、産直品を仕入れたいクライアントが多く存在します。ただし、農家と直接契約しようとしても、年間の全量契約を求められるケースが多いです。そのため、仕入れたい量よりも多くの仕入れが必要になるなどのデメリットが生まれてきます。
また、青果は天候や災害などの影響を受けやすく、契約した農家が打撃を受ければ、仕入れ量が安定せず欠品するリスクが伴います。これらの理由から、農家との直接契約による産直品の仕入れは難しいといえます。
農家と直接契約し、仕入れた青果を飲食業界に卸売りをすることで、両者の悩みを解決している野菜仕入れ業者がフードサプライです。

AI技術を積極的に導入している

フードサプライは、自動化技術を用いたシステム「DWS(デジタルワーカーシステム)」を導入しています。
DWSは、入金・請求・配送管理や受発注などの時間や手間のかかる業務を自動化できる、農家・飲食業界向けのシステムです。
DWSは、フードサプライが自社の業務から得た気づきをもとにアップデートを繰り返して作られました。そのため、業界の実務で有益に活用できます。

自社農園がある

フードサプライは、約3万坪の広さがある自社農園を有し、無農薬・有機農法で青果を栽培しています。
フードサプライの農園は自社センターから車で1時間の距離にあり、全国に提供される青果は新鮮な状態です。珍しい品種の栽培や商品開発も実施しています。
また、農業のあり方や農業において必要な環境・改革などを学ぶためにも活用されている農園です。
フードサプライの自社農園によって、青果の安定した供給・価格の均一化が実現しています。

フードサプライの強み

フードサプライに関してさらに知りたいと考える方もいるでしょう。ここからは、フードサプライの持つ5つの強みをご紹介します。

産地直送がメイン

フードサプライが提供する青果は産地直送がメインで、提供する青果の70%が産直品、残る30%は市場で調達しています。
ひとつの市場から仕入れをする一般の青果業者に対し、フードサプライは全国にある複数の農家と直接契約を結び、複数の市場でやりとりしています。
複数の市場でのやりとりによって、新鮮な産直品を安定した価格で提供できる点が、フードサプライの強みです。

物流コストをサポート

物流コストのサポートは、フードサプライの持つ強みです。
フードサプライでは、物流の効率化をサポートするサービスが提供されています。このサービスでは、クライアントのこれまでの仕入れ量を分析したうえで、最適な仕入れ先を提案します。クライアントに適した量の青果を安定して提供できるため、均一な価格での仕入れが可能です。
また、物流効率も向上して、大幅な物流のコストダウンにも貢献しています。適切な頻度での仕入れや食材の管理などがしやすくなるためです。

肉野菜炒め専門店を展開

フードサプライは、肉野菜炒め専門店『肉野菜炒めベジ郎』を展開しています。
『肉野菜炒めベジ郎』が扱う食材は、新型コロナウイルスの影響を強く受けた農家の野菜です。一般の飲食店で1日に消費する野菜の量は平均して20kgほどですが、『肉野菜炒めベジ郎』では200kgも消費します。これによって、生産者の支援を実現しています。
また、『肉野菜炒めベジ郎』は、1食で1日分の野菜を摂取できるメニューで、消費者の健康にも貢献しているお店です。

福利厚生野菜サービスの提供

フードサプライは、福利厚生野菜サービス「フクフク♪フクリやさい」を提供しています。
会社の福利厚生に「フクフク♪フクリやさい」を導入すると、毎月、社員の自宅に野菜が届けられます。届けられる青果は時期と産地にこだわった、農薬・化学肥料の使用を控えたおいしい野菜です。
青果は農家から直送されるため、新鮮で安全な野菜を食べられる点もメリットです。社員やその家族の健康を気遣える福利厚生制度といえます。

農家のブランディングを実施

フードサプライでは、農業生産者のブランド化をサポートするコンサルティングサービスが提供されています。
農業生産者をブランディングすることで、農業生産者の成長をサポートしています。生産性や売上などの経営に関する悩みを抱えている生産者の方におすすめのサービスです。
また、規格外品の取り扱いや、使われていない農地・空き地を農業に活用するサービスに力を入れている点も強みです。

宅配サービス、青果日和

「青果日和」は、フードサプライがデリカフーズホールディングスとともに提供している、野菜の宅配サービスです。
ここからは、青果日和がどのようなサービスなのかを解説します。

高品質な野菜や果物が届く

青果日和を利用すると、高級レストランや百貨店で使うような、高品質な野菜・果物を自宅で味わえます。
定期購入のセットでは、普段頻繁に使用する野菜を詰め合わせたものや、旬の果物を詰め合わせたものが用意されています。お届けの周期が選べる点も便利なポイントです。
また、お試しのセットも用意されています。いきなり定期購入することには抵抗がある方におすすめです。どのような野菜が届くか、おいしさなどが確認できます。

オリジナルレシピブックが付いている

青果日和で野菜を購入すると、オリジナルレシピブックが一緒に届きます。新鮮な野菜の、素材を活かした食べ方を提案してもらえるレシピです。
また、ホームページにもレシピが掲載されています。いつも似たような料理ばかりになってしまう、もっとおいしく食べられる方法を知りたいと悩む方でも、さまざまな食べ方で野菜を楽しめます。
美味しい野菜を購入したうえで、その野菜をよりおいしく食べられるような食べ方が知れる点は、嬉しいポイントです。

農産物の産地が分かる

青果日和で届けられる野菜は、それぞれの産地が分かるよう、農産物の産地リストが同梱されます。バイヤーの説明も書かれており、各野菜についての情報収集が可能です。
産地やバイヤーが分かると安全性を確かめられるため、無農薬・有機栽培へのこだわりのある方にもおすすめです。
また、産地リストは農家から直接野菜を購入するきっかけになることもあるでしょう。

スムージーの販売がある

青果日和では、野菜・果物そのもののほかに、スムージーも販売されています。
青果日和は、コラーゲン入りやGABA入りなど、4種類のスムージーを展開しています。肌の調子や疲労感など、健康に関わる悩みに合わせた選択が可能で、野菜・果物の本来のおいしさを楽しみながら、健康も気遣える商品です。
4種類のスムージーに対して、味も4つあり、1つのセットにすべての味が含まれています。毎日飲んでも飽きることなく、さまざまな味を楽しめます。

まとめ

野菜仕入れ業者のフードサプライをご紹介しました。
産地直送にこだわっていて、生産者・消費者の両方を思いやったサービスが複数展開されています。産直品の仕入れをお考えの際は、フードサプライのサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

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