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業務用の野菜仕入れに活用すべき卸売業者ガイド

デリカフーズ|知名度抜群の全国展開している野菜仕入れ業者

業務用野菜の仕入れ先・首都圏の青果卸売業者
デリカフーズ|知名度抜群の全国展開している野菜仕入れ業者
更新日: 2023年09月05日 公開日: 2024年04月09日

野菜仕入れ業者は飲食店経営に欠かせない存在です。特に全国展開している飲食店経営者にとって、同じ種類の野菜を鮮度高く、全国へ配送可能な野菜仕入れ業者の存在は必須といえます。
本記事では、多くの企業からの信頼を得ている野菜仕入れ業者のデリカフーズについてご紹介します。

デリカフーズとは|会社概要

デリカフーズは「農」と「健康」をつなぐ野菜仕入れ業者です。
1979年に名古屋で創業され、現在では全国に拠点があります。
国内外に契約産地があり、ホール野菜・カット野菜・真空加熱野菜を安定的に供給しています。

東証スタンダード上場企業

デリカフーズは、青果物流通業唯一の東証スタンダード上場企業です。そのため、信用度や知名度は業界トップクラスといえます。
青果物流通業は、自然災害や物流網のトラブルの影響を受けやすいリスクのある業種です。デリカフーズではその影響を最小限に留められるよう、仕入れ・品質管理・物流の効率化を図り、多くの顧客企業からの信頼を得てきました。業界をリードするノウハウとブランド力を併せ持つ企業といえるでしょう。

全国に拠点やグループ会社を展開

1979年の創業を皮切りに、1984年に東京デリカフーズ(株)、1990年に大阪デリカフーズ(株)が設立されました。1997年には本社を移転し、名称を名古屋デリカフーズ(株)に変更しました。
その後も拠点は増え続け、2017年、名古屋・東京・大阪の3つのグループ会社が1つとなり、デリカフーズ(株)が誕生します。同年、持株会社の社名はデリカフーズホールディングス(株)に変更されました。
その後も全国に物流センターや生産工場などを新設し、インフラを整えています。

外食チェーンが主な顧客

デリカフーズの主な顧客は、ファミリーレストラン・ファストフード・居酒屋などの外食チェーンです。コンビニエンスストアや弁当屋などの中食チェーンや社員食堂なども主要顧客です。納品先は全国2万店舗に上ります。
顧客である各飲食店のメニューに応じて野菜を選び、必要に応じて高い技術で加工を施し、チルド配送網で鮮度を保ち納品しています。

デリカフーズの強み

仕入れから物流に至るあらゆる工程に、デリカフーズの強みがあります。
ここではデリカフーズの強みについて、5つをピックアップして解説します。

生産者から消費者までワンステップ対応

デリカフーズでは、仕入れから加工・物流までワンストップ・コールドチェーンで対応し、デリカフーズの業務フローにおけるキャッチフレーズである「Fresh&Speedy」を実現しています。
コールドチェーンとは、食品の品質や鮮度を保つために入庫から出荷、配送までの全工程で一定温度を保つ手法です。デリカフーズでは1〜4℃の低温度で行うスーパーコールドチェーンを実現し、2013年7月稼働の東京第二FSセンター以降に開設した事業所で導入しています。
流通は、24時間365日体制で対応可能です。「野菜の生産者」と「食の提供者」をつなぐ流通ネットワークの構築によって、野菜を各店舗まで新鮮な状態でお届けしています。

高い研究開発力

デリカフーズは自社を「農業と科学者の目を併せ持つ業務用の八百屋」と位置付けています。その名の通り、デリカフーズには業界トップクラスの研究開発部門があります。
特に、活性酸素による酸化を抑制する活性酸素消去能(抗酸化力)に関する分野ではパイオニア的存在です。所有している分析データは、量・質ともに世界に類を見ないレベルといえます。
また、長年つちかわれた高レベルな独自のカット技術・パッケージ技術があることも強みです。仕分け工程では、最新技術を積極的に導入しています。伝統と革新を織り混ぜ、環境にも配慮しながら品質向上・業務効率改善に取り組んでいる会社です。

国内外の農家と契約

季節や天候に影響を受けやすい農作物の安定供給を実現するため、数多くの農家と契約しています。日本各地に加え、アメリカや中国・台湾など海外の事業者とも契約し、その数は増加傾向にあります。
海外現地企業へのコンサル事業も開始しました。デリカフーズがこれまで培った青果物流通とアグリビジネスのノウハウを世界でも役立てています。

野菜品質評価指標の作成

デリカフーズでは、「見た目」だけではなく「中身」で野菜を評価しています。同じ見た目であっても、栽培時期や栽培方法によって、栄養価が異なるためです。
消費者・実儒者ニーズに基づき、19項目から成る野菜品質評価指標「デリカスコア」を独自に作成しています。
19項目の内訳は大きく4つに分かれます。

・中身:栄養素や糖度など
・流通:鮮度や施設など
・安全:残留農薬や有害微生物など
・栽培:生産量や化学肥料使用率など

付加価値の高い野菜生産をするための指標として、デリカスコアの産地導入も進めています。そのため、デリカスコアは、野菜流通におけるバリューチェーン・サプライチェーンのデファクトスタンダードになり始めています。

商品規格が豊富なカット野菜の製造

デリカフーズのカット野菜には豊富な商品規格があり、飲食店のメニューに合わせた規格設定の提案が可能です。
飲食店の厨房で人間がカットすればサイズや重さはバラバラになりやすく効率的ではありません。デリカフーズのカット野菜であれば、規格の均一化ができ、厨房では下処理をせずすぐ調理に取り掛かれます。外食産業にとって大きなメリットといえるでしょう。
カット野菜の製造は、衛生管理の行き届いた工場で行われています。

ECサービス、ベジマルシェ

デリカフーズは2020年に、Eコマースビジネスに本格参入し、D2C・B2C向けECサイト「ベジマルシェ」を立ち上げました。これによって、一般の個人客でもプロが厳選した良質な青果を購入できるようになりました。
ここからは、ベジマルシェの特徴についてご紹介します。

目利きが選んだ旬の野菜や果物が手に入る

ベジマルシェでは、1年を通して、全国各地から旬の野菜・果物を購入でき、鮮度を保たれた状態で配達されます。また、不定期で訳ありのお買い得商品も販売されます。
プロが選ぶ栄養たっぷりな野菜や果物が手に入るため、忙しく食事が疎かになりがちな方にもおすすめです。

贈答用の野菜や果物の取り扱いがある

ベジマルシェでは、化粧箱入りの野菜や果物の取り扱いもあるため、贈答用にもお買い求めできます。寒い季節であれば、お鍋用の野菜セットもおすすめです。
時期によっては、スーパーマーケットではあまり見かけない珍しい野菜・果物を取り扱っていることもあります。好みは分かれるかもしれませんが、贈答品として喜ばれるお品物です。

野菜を使ったメニューを提案している

ベジマルシェのサイトでは、野菜を使った料理のレシピも掲載されています。
メニューからだけでなく、食材や気になる症状からも検索可能です。
料理好きな方にも料理が苦手な方にも、健康に気を遣っている方にも役立つレシピです。メニューを参考に、購入する野菜をピックアップすることもおすすめです。

オフラインのイベントの開催も

ベジマルシェでは、不定期で催事を行っています。
過去には、アウトレットの施設内や駅のイベントスペースで出店し新鮮な野菜・果物の販売をしました。新たなイベントが決まり次第、サイトでご案内が掲載されます。

まとめ

野菜の仕入れから流通に至るまで、デリカフーズがいかに独自のノウハウを導入し、業界をリードしているかお分かりいただけたのではないでしょうか。
顧客のあらゆるニーズを満たすために長年企業努力を続けている結果、多くの顧客から信用を得ているといえます。

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